最近、また一段とジェンダーについてメディアでも取り上げられていますね。
ジェンダーとは、簡単にいうと社会的、文化的につくられる性差ということなんですけど、「男らしい」「女らしく」などの言葉は未だによく聞きます。
まだジェンダーという言葉が身近ではなかった頃の10年以上前には、私は「かっこいいかっこいい男の子〰?!」「かわいいかわいい女の子〰?!」と呼んで子どもたちに返事を求めたり、男女で分けたグループを作ったりしてました。他にも、男の子は青、女の子は赤と男女を色で分けたり、食事の話ではなんの疑いもせず「ママが作ってくれるもの」として話を展開したりしていました。
今思うと、極めて差別的で、大反省です。
今現在でも保育園で見た差別的な関わりは多々あります。
・髪を結びたがる男の子に対して「女の子みたい。」と発言。
・髪を結んだ男の子の髪ゴムを本人の意思を無視してほどく。
・プラレールを欲しがった女の子に「女の子なんだから、お人形にしたら。」と発言。
・毎年伝統的に行っている劇の配役は必ず、男は男、女は女が行う。
・よく泣く子どもに対して「男の子なんだから泣かないの。」と発言。
・青の花柄のズボンをはいていた男の子の母親に「お下がり?」「なんで花柄なんかにしたの?!」と理解できない様子で質問していたママ友。
まだまだ沢山あります。保育士から子どもの関わりだけでなく、保護者から保護者、保護者から子どもなどと様々です。
今現在、私は20年~30年以上勤続している職員もゴロゴロいる伝統のある保育園で働いています。そこでは、昔から当たり前のように行っている、現代ではギャップのあるようなことも疑問なく続いていることが多く、ジェンダーの観点でもこれはよくないな。と思うことも多々あります。保育の大先輩でもある先生方への働きかけ、とても悩みます。でも私は、この問題に対して、気持ちよく職員が新たな視点を知り、よい保育につなげていけるように努めていきたいと思っています。



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