ある日の降園時、1歳6か月のIちゃんのパパから家庭での絵本の扱いについてのご相談がありました。
内容は、家庭でも絵本を好んでよく見ているIちゃんだが、絵本を破いたり折ったり等して絵本をすぐにダメにしてしまう。あまりにもダメにしてしまうt絵本が多いため、最近はそんな姿が見られる時にはその絵本を取り上げていた。しかしふと、この絵本はIちゃんのために用意したものなのに取り上げるのはおかしいじゃないかと思った。保育園ではどのようにしているのか。
ということでした。
「Iちゃんのために用意したのに取り上げるのはおかしいなと思って。」というパパの言葉を聞いて、パパのIちゃんへの愛情が強く感じたとともに、自身のIちゃんとの関わりを振り返り見直そうとする姿に感銘を受けました。
園からはお伝えしたことは以下の通りです。
○絵本によっては年齢が低い子ども用に厚紙やプラスティック、布等でできたなかなか破らない絵本がることを伝える。
○絵本を破ったり折ったりする瞬間は、「破る」「折る」という手指の遊びへの興味が向かった瞬間でもあると思うので、破ったり折ったりしてもよい広告紙等を渡し、「こっちの紙を破ろうね。」と伝える。(Iちゃんの「やりたい!」という興味の尊重と経験の保障。)
○絵本を破ったり折ったりしようとした時には、その都度「大事大事だから、いいこいいこしてね。(訳:大事なものだから破らないで優しく触ってね。)」等と、できるだけIちゃんにとって分かりやすい言葉で伝える。しかしこれは言葉の意味が全て理解できなくでも、その時の大人の表情や行為(丁寧に絵本を扱う様子)を繰り返し見ることで、少しずつ理解が深まっていくのかなと思っています。
※忘れないでほしいこと!それは子どもの脳は短期記憶と言われていることです!一度うまくいったと思っても、子どもは繰り返します!なので懲りずに丁寧に繰り返し関わっていきたいですね!
保育士(保育士に限らず、保育園には看護師や栄養士、調理士等保育に携わるエキスパートがいます。)は子育てのパートナーだと思っています。こういった相談を保護者からしていただけるのは、子ども一人ひとりを大切に思い誠実丁寧に向き合っている保育者にとっても、大変価値の高いことだと思っています。
もし、子育てのことで悩んだり迷ったりした時には、いつでも保育園に限らず幼稚園、地域の子育てひろば等ご相談ください!!



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